児童虐待の原因とは?!子供はイメージ通りに動かなくて当たり前

雑記
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児童虐待は児童の周囲の人間(保護者、学校教師、施設職員など)が、児童に対して虐待を加える、または育児放棄することです。幼児の場合は幼児虐待(ようじぎゃくたい)と言います。
身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクトといわれるものがあります。

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⚪︎身体的虐待

保護者が子どもに、殴る、蹴る、熱湯をかける、刃物で傷をつける、首を絞める、寒い中外に閉め出す、異物を飲み込ませる、などの暴行をすることを指します。
身体的虐待は、周囲から分かりやすく発見しやすいのですが、洋服の下の見えない部分にだけ暴行を加えるタイプもあるので注意が必要です。

⚪︎性的虐待

子どもへの性交や、性的な行為の強要、子どもに性器や性交を見せる、子どもの裸体を写真にとる、などが上げられます。性的虐待は、本人が告白するか、家族が気づかないとなかなか気づかれません。親から暴力や脅しで口止めをされているケースも少なくありませんし、開始年齢が早いと子どもは性的虐待だと理解できないこともあります。

⚪︎心理的虐待

暴言などで恐怖に陥れる、無視や拒否的な態度をとる、著しくきょうだい間で差別をする、自尊心を傷つける言葉を繰り返し使って傷つける、子どもがドメスティック・バイオレンスを目撃する、などを指します。子どもの身体を傷つけるものではなく、心を死なせてしまうような虐待と理解すると良いと思います。

⚪︎ネグレクト

保護の怠慢、養育の放棄・拒否などと訳されています。保護者が、子どもを家に残して外出する、食事を与えない、衣服を着替えさせない、お風呂に入らせない、登校禁止にして家に閉じこめる、無視して子どもの情緒的な欲求に応えない、遺棄するなどを指し、育児知識が不足していてミルクの量が不適切だったり、パチンコに熱中して子どもを自動車内に放置するなども入ります。乳幼児や年齢の低い子どもに起こりやすく、安全や健康への配慮が著しく欠けたために、子どもが死に至るケースもあります。病気なのに病院に連れて行かない、医療ネグレクトも存在します。

⚪︎原因

保護者による児童虐待は、いくつかの要因によって起きる複雑な現象であるとされています。児童虐待の受けやすさを増す要因をリスク要因、受けやすさを減らす要因を保護要因といい、リスク要因の一部があってもそれだけで児童虐待が起きているとの判断は必ずしも下せないが、要因が重なることにより虐待の発生リスクが高まるといわれています。

赤ん坊が泣き止まない、夜尿、おもらし、うんちをもらす、ご飯を食べない、隠れて食べる、盗み食い、親を睨み返すなどのことがきっかけで親の中にある子どものイメージと異なる行動を子供がしたときに、親に怒りが生じて暴力に向かうきっかけのできごととなります。親が怒りの感情を持ちやすい、または怒りのコントロールができない。また、特定の子どもだけが怒りの対象となることがあります。
その他にも親が子ども時代に虐待を受けていた経験から我が子にも同じように虐待をしてしまうなどがあります。

⚪︎児童虐待防止法ができたきっかけ

メアリ・エレン・ウィルソン事件
メアリ・エレン・ウィルソン事件とは1874年4月にアメリカ合衆国ニューヨーク市で起きた当時8歳であったメアリ・エレンに養母のメアリー・マコーマック・コノリーが約6年に及ぶ虐待を行ったという事実が世間に出ることに至った事件。

メアリー・エレン・ウィルソンは義母と義父であったコノリー夫妻により虐待されていた。コノリー夫妻のもとでメアリー・エレンは夜間に庭に出る以外は外に出ることを許されず、牛革製の鞭で毎日叩かれ、体中と頭中にはあざと傷跡が絶えず、額にはハサミで殴られたことにより作られた大きな傷跡が残っていた。コノリー夫妻が住んでいた住居の大家であったビンハム夫人は、これを見かねて、ケースワーカーであったエタ・ウィーラーに相談した。エタ・ウィラーはその虐待についての調査を行い、アメリカ動物虐待防止協会の創始者であるヘンリー・バーグに報告をした。そしてヘンリー・バーグの呼びかけを受けた警察によりメアリー・エレンは保護された。事件は法廷に持ち込まれ、メアリー・エレンの義母であったコノリー夫人はメアリー・エレンに対する傷害罪の実刑判決を受け、一年間刑務所に送られた。

この事件がきっかけとなり児童虐待防止法が生まれ、同じ年に世界で初めての児童を虐待から救う目的で作られた団体であるニューヨーク児童虐待防止協会が創立、子供を児童虐待から救う活動が世界中に広がっていくこととなる。

⚪︎虐待を減らすためにできること

身体に殴られたようなあざや、いつも身体に傷がある、汚れた衣服を着ている、子どもが寒い中外にいる、いつも普通じゃない泣き声が聞こえている、車の中に子どもだけでいる。
このように、適切な教育を受けていない、少しでも様子がおかしいと気付いた方は地域の児童相談所などに通告してください。