幻想的な姿に見ているだけで癒されるクラゲ。クラゲの生態や育成方法を解説!

雑記
Hand drawn sketch isolated jellyfish, marine animals - Stock Vector illustration
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⚪︎クラゲとは

クラゲ(水母、海月、水月)は、刺胞動物門に属する動物のうち、淡水または海水中に生息し浮遊生活をする種の総称。体がゼラチン質で、普通は触手を持って捕食生活をしています。また、それに似たものもそう呼ぶことがあります。

⚪︎クラゲの生態

クラゲは水に浮いて漂っている浮遊生物、つまりプランクトンです。‌プランクトンとは「遊泳能力がないか、あっても弱いため、水の流れに逆らえず、水中で浮遊生活を送る生物」と定義されています。‌
実はクラゲは自力で泳いでいるというより水の流れに沿って漂っているのです。‌傘をリズミカルに動かすことでちょっと泳いではいますが、この行動は体液を循環させる目的もあります。‌クラゲは泳ぐ力がほとんどないというこの事実だけでもびっくりですね。

⚪︎クラゲの餌

クラゲの餌は様々です。エビの一種をあげたり、魚をすりつぶした餌をあげたり、クラゲを食べるクラゲにはクラゲをあげたりします。
水族館などでクラゲの飼育に使われることが多いのがアルテミアという生き物です。 ブラインシュリンプと呼ばれることもあります。このアルテミアは卵の状態で売っています。 一晩この卵を海水につけ、あたため、ブクブク(空気)を入れてあげると孵化します。簡単に孵化させる方法はまずペットボトルに海水と卵を入れ(卵はひとつまみ)そのペットボトルをヒーターで温めた水の入ったいれものの中で一晩空気を送り込みます。体の大きな種類の中には魚をつかまえて食べるものもいるそうです。

⚪︎クラゲは自宅で飼育できる?

幻想的な姿に癒されるクラゲ。実は1匹の値段は数百円からとお手ごろです。お金がかかるのは飼育環境の整備。クラゲは普通の水槽で飼育することもできますが、水流などの微調整はアクアリウム初心者やクラゲ飼育初心者にはやや難しいです。そのためクラゲ飼育をするときは、クラゲに負担の少ない作りになっていたり、必要なろ過機器などがセットになっているクラゲ専用の飼育水槽を購入することをおすすめします。例えば、ミズクラゲが5匹ほど飼えるサイズのクラゲ用水槽と必要機材がひと通りそろったセットの場合、約5〜6万円です。クラゲは、飼育が難しいとされる生き物で、初心者におすすめの入門種は「ミズクラゲ」。また、女性に人気のクラゲ3種は「カブトクラゲ」「タコクラゲ」「アカクラゲ」です。

⚪︎クラゲの購入の仕方

クラゲを飼育するには、まずクラゲを入手する必要がありますが、海などで泳いでいるクラゲを捕獲するのはかなり危険です。刺されてしまうと、最悪の場合アナフィラキシーショックを起こして、命の危険な状態になることもあるんです。
鑑賞用としてクラゲ飼育を行うのであれば、海水魚を取り扱っている大きめのショップや、ネットで通信販売で購入することが可能です。

⚪︎クラゲの飼育がなぜ難しいのか

・寿命が短い

クラゲの寿命はそもそも短く、自然界でも半年~2年程度のものが多いです。自然環境でもその程度しか生きられないのに、アクアリウムの環境に入れれば寿命はもっと短くなります。水族館クラスになると、1年間飼育することも可能かもしれませんが、個人レベルでは数ヶ月程度のことが多いです。

・餌補給が難しい

クラゲは一般的にカサの裏中央についている口から食事をしますが、スポイトなどでプランクトンの粉末などを水溶液にしたものを与えます。与えすぎると、水が汚れますので、一匹ずつ別の場所に移して与える方もいるようです。
ビーカーなどに移して、エサをやっては戻すというものをイメージしてもらうと分かりやすいのではないでしょうか。一匹ずつ餌を与える場合は、飼育する数が増えると、とても手間と時間がかかります。

・ふわふわ泳がない

実は水族館などで、クラゲがふわふわと動き回っているのは、ポンプで水流を作っているからで、水槽にクラゲを入れただけでは、フワフワと泳いでくれません。水流が強すぎるとクラゲ同士が衝突したり、水槽のガラス面に当たったりしてクラゲが傷ついてしまいます。逆に水流が弱すぎると一箇所にクラゲが固まってしまったり、泳がなかったりします。また海水の比重も重要です。クラゲは海の中にいるので塩分濃度を調整するわけですが、浮力とのからみで比重の調整を間違えると水上に固まったり、底に固まったりしてしまいます。

⚪︎クラゲを飼育するための工夫

・クラゲが衝突しても傷つかない工夫

クラゲの体表は大変弱くてもろく、すぐに切れたり破れたり、破損したりしてしまいます。長期飼育する場合は長方形の一般的な水槽を使用すると、すぐに破損してしまう可能性が高いです。クラゲ飼育のベースとして一般的な水槽を使うのは良いのですが、クラゲが当たる部分は丸くするなど工夫をする必要があります。そう考えるとクラゲ飼育専用で販売されている水槽を購入するのが、余計な手間もかからずにすみます。

・うまく水流をまわす

クラゲ飼育での水流は重要なポイントになるので、何度も調整してベストな水流を自分で探す必要があります。強すぎず弱すぎず、クラゲがゆらゆらと気持ちよく回るポイントがあるはず。

・クラゲが吸い込まれないようにする

ポンプを使って水流を作るので、水が吹き出る場所と吸い込まれる場所があります。この吸い込まれる場所にクラゲがくっついてしまうと、クラゲが傷ついたりカサに穴が空いたりして、クラゲがケガをしたり死んでしまう原因になってしまいます。そのため、水はピンポイントで吸い込むのではなく、面で吸い込むなど工夫をしましょう。

クラゲを見るととても癒されますが、飼育するとなるとすごく難しいんですね。