意外と知らない新生児の定義!新生児の特徴を解説!!

雑記
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「新生児」とは、生まれた日を0日とカウントして、生後28日未満までの赤ちゃんのことを指します。また、それ以降は「乳児」と呼ばれ、満1歳からは「幼児」と呼ばれるようになります。ちなみに生後7日未満の児のことを早期新生児といいます。この定義は、(一応は)早産児や未熟児の場合にもそのまま適用されます。

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⚪︎新生児期の赤ちゃんの特徴

・生理的体重減少

出生後、赤ちゃんは排泄によって体内の水分を喪失していきます。ですが、その時期の新生児の哺乳量は排泄量に対し少ないこともあり、体重が減少してしまいます。これを生理的体重減少といいます。生理的体重減少では、生後2~5日までに3~10%ほどの体重が減っていきますが、生後7日ころには出生体重に戻るとされています。

・生理的黄疸

生理的黄疸は、生まれてから3〜7日ごろにみられる赤ちゃんの皮膚が黄色く染まるのが特徴の症状です。黄疸は2週間程度で落ち着き、それ以上黄疸が続くようであれば他の原因である可能性が高くなります。

・睡眠

「新生児期の睡眠は1回3~5時間、1日に計15~18時間で、睡眠と覚醒が何回も交替する」と言われています。しかし、赤ちゃんによっては、1回の睡眠時間が1~2時間ほどで起きてしまう赤ちゃんもいて、個人差があります。成長とともに昼間は起きていて、夜に眠る様になります。

・排泄

おしっこ
一般的に、新生児期は1日に15~20回くらいおしっこをします。1回の量は少量で頻回に出すという感じです。色は、透明に近いものから濃い黄色までさまざまです。
おむつにレンガ色の尿が出て、血尿が出たと心配されることもありますが、これはレンガ尿と呼ばれるもので、尿の中の尿酸塩が原因で、心配のない場合がほとんどです。

うんち
出生直後の赤ちゃんのうんちは、粘り気がある黒褐色~緑色で、出生直後に排泄される便を胎便と言います。その後、3~5日で普通便に移行します。赤ちゃんのうんちの状態は栄養方法が母乳か人工乳かで異なります。母乳栄養だと、水分が多く柔らかい便です。つぶつぶの顆粒便と言われる便が出ることもあります。回数は、およそ4~8回と多く、黄色で少し甘酸っぱい臭いがします。人工栄養だと、やや硬めの便で、1日におよそ1~2回と少ないです。色は黄緑色~淡黄色です。
生後1~2ヶ月を過ぎる頃には徐々に回数が減り、飲む量が増えて1回の排泄の量も増えていきます。

・授乳

新生児期の授乳間隔や授乳回数には個人差があり、1~3時間おきの頻回授乳になることもあります。
授乳のリズムが確立するまでは、赤ちゃんが飲んだ後すぐにぐずることも多く、母乳が足りているのか心配になるママも少なくありません。でも、1時間おきに泣いてしまうからと言って、母乳不足とも言い切れません。母乳の分泌状態や赤ちゃんがおっぱいに上手に吸着できているか、赤ちゃんの体重の経過・排泄の状況・全身の状態などから判断をします。
出産後はママの疲労や睡眠不足などの状態もありますので、医師や助産師に相談しながら、授乳をどのようにしたいか決められるといいですね。

⚪︎原始反射とは

生まれながらに備わっている反射。刺激に対して赤ちゃんが自分の意志とは関係なく反射的に起こす動きをいいます。原始反射の種類はモロー反射、吸啜反射、把握反射などがあります。

・モロー反射

原始反射の一つで、抱きつき反射ともいいます。大きな音を立てたときなど、両手を広げて抱きつくような動きです。

・吸啜反射

原始反射の一つ。口に入ってきたもの(ママの乳首など)を強く吸う反射です。この吸てつ反射のほかに、唇に乳首などが触れると首を回す(探索反射)、乳首が口に入るとくわえる、おっぱいを飲む込む(嚥下反射)など一連の反射を含めて「哺乳反射」といいます。赤ちゃんがおっぱいを吸えるのは、この哺乳反射が備わっているためです。

・把握反射

原始反射の一つ。赤ちゃんは手や足に何かが触れると握ろうと指を曲げます。これが把握反射です。

⚪︎新生児の身体

・視力

赤ちゃんの目は、生まれる前から光を感じることはできるようになっています。ただ、新生児期の視力は0.02~0.05程度と言われており、焦点を合わせる能力がまだ不十分で、目の前25~30cmまで近づかないとよく見えません。あやすときは、できるだけ顔を近づけてあげましょう。
たまに、赤ちゃんの目の前で急に指を動かしても瞬きしないので、見えていないのでは? と質問されますが、それは赤ちゃんにまだ恐怖心が起きないからで、見えないこととは関係がありません。

・聴力

耳は妊娠26週の胎児のころから聞こえており、新生児にはマザリーズ(高いトーンで、ゆっくりと、抑揚をつけて)で話しかけると、より反応します。大きい音は苦手で、びくっと驚くような反応をすることも。ちなみに、胎内にいる頃から聞き慣れたママの声は、生まれた後もよくわかっているそうですよ。

・嗅覚

嗅覚は、生まれた直後の段階ですでに自分のママや母乳のにおいを嗅ぎ分けられるほどに発達しています。成長にともない、いいにおい、いやなにおいを学んでいきます。

・頭の様子

新生児の頭蓋骨の縫合は出生時に開いており、脳の発育に従って頭の骨が拡大できるようになっています。
頭頂にある「大泉門(だいせんもん)」という部分が開いてやわらかくなっており、さわるとペコペコします。これは、1歳~1歳半を過ぎる頃までに自然に閉じていきます。

ママのお腹の中で長く育まれてきた赤ちゃん。生まれたての新生児期は特有の反射などで神秘的な感動がある半面、ママの不安も多い時期です。1ヶ月健診前までに健康状態や体の様子で気になることがあれば、一人で悩まずに出産した産婦人科などに相談しましょう。
新生児期は本当に一瞬で過ぎてしまうので、1日1日を大切にしたいですね。